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借金対策!住宅ローンがはらえなくなったらどうするか? (1)

2025.05.17

住宅ローンが払えないときの対処法5選|競売を防ぐために今できること

病気、失業、収入減――人生には予想外の出来事がつきものです。住宅ローンの返済が苦しくなったとき、最悪の事態(競売)を回避するためには早めの行動が大切です。本記事では、滞納の流れや家計の見直し方法に加え、返済困難時に検討すべき5つの対策(リスケジュール・借り換え・売却・リースバック・個人再生)を紹介します。それぞれの特徴と注意点をわかりやすく解説しているので、住宅ローンの返済に不安のある方はぜひ参考にしてください。

1. 住宅ローン滞納の流れとリスク

滞納期間発生する事態
1ヶ月金融機関から電話や書面による催促
2〜3ヶ月督促状や催告書が届き、事故情報が信用情報に登録される
6ヶ月以上競売申し立ての可能性。差し押さえ・立ち退きリスクあり

👉 放置するとブラックリスト登録・競売・強制退去という深刻な結果に。できるだけ早期の相談が必要です。

2. 滞納前にやるべき家計の見直し

住宅ローンを滞納する前に、まずは支出を見直しましょう。

固定費の見直し例

  • 生命保険 → 必要最低限に絞る
  • 通信費 → 格安SIMへ切替
  • 公共料金 → プラン変更や乗り換えで節約

収入アップの工夫

  • 専業主婦(夫)のパート・副業
  • 不用品の売却
  • 技能を活かした在宅ワーク

👉「収入の底上げ」と「支出の削減」が同時に必要です。

3. 住宅ローン返済が厳しいときの5つの対処法

(1) リスケジュール(返済条件の変更)

内容:

  • 金融機関に相談して返済額の減額や返済期間の延長を依頼。
  • 元金の支払いを一時猶予し、利息のみ返済する方法も。

メリット:

  • 家を手放さずに済む

注意点:

  • 信用情報に記録が残り、新たな借入れが難しくなる

(2) 借り換え(低金利ローンへ変更)

条件の目安:

  • 金利差が1%以上
  • 残債が1,000万円以上
  • 返済期間が10年以上残っている

メリット:

  • 月々の返済負担軽減
  • 総返済額の圧縮

注意点:

  • 手数料(30〜80万円)がかかる
  • 審査が厳しく、再滞納リスクあり

(3) 不動産の売却/任意売却

アンダーローンの場合:

  • 売却代金でローンを完済可能 → 一般仲介で売却可能

オーバーローンの場合:

  • 任意売却を金融機関と交渉
  • 競売より高値で売れる可能性あり

注意点:

  • 信用情報に影響あり
  • 売却まで時間がかかることも

(4) リースバック

仕組み:

  • 自宅を業者に売却 → 家賃を払いながらそのまま住み続ける

メリット:

  • 引っ越し不要
  • 現金化が早い
  • 一部条件付きで買い戻しも可能

注意点:

  • 売却価格は相場の7〜8割が多い
  • 家賃が割高になることも
  • 契約満了後は再契約できない可能性あり

(5) 個人再生(法的整理)

内容:

  • 裁判所を通じて借金の大幅減額(例:5分の1)
  • 3年間で分割返済し、残りの債務は免除

メリット:

  • 自宅を手放さずに済むケースも(住宅資金特別条項)

注意点:

  • 信用情報に事故登録(いわゆるブラックリスト)
  • 裁判所手続きが煩雑

4. まとめ:早めの相談が未来を変える

対策内容向いている人
リスケジュール金融機関と返済条件見直し一時的な収入減
借り換え金利を下げて返済軽減審査が通る人
売却/任意売却不動産を売って完済売却に前向きな人
リースバック売却後も住み続ける引っ越しを避けたい人
個人再生法的に債務を圧縮借金が多く自宅を守りたい人

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