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不動産流通機構の物件情報システム「レインズ」とは
2025.08.13
レインズ(REINS)とは?不動産売却に欠かせない物件情報ネットワークを解説
不動産売却を成功させるには、できるだけ多くの購入希望者に物件情報を届けることが大切です。そこで活用されるのが、不動産業界専用の物件情報ネットワーク「レインズ(REINS)」です。これは国土交通省から指定を受けた「不動産流通機構」が運営するシステムで、専任媒介・専属専任媒介契約を結んだ場合は登録が義務化されています。本記事では、レインズの仕組みや売主のメリット、媒介契約ごとの登録義務の違いなどをわかりやすく解説します。
レインズ(REINS)とは?
レインズ(Real Estate Information Network System)とは、国土交通省から指定を受けた「不動産流通機構」が運営する不動産業者向けの物件情報システムです。
- 全国4つの地域(東日本・中部・近畿・西日本)に分かれて運営
- 不動産会社のみが利用できる、業界内の「専用検索システム」
- 山梨県の物件は「東日本レインズ」に登録されます
売主にとってのレインズ活用のメリット
① 全国の不動産会社に情報共有できる
レインズに物件を登録すれば、全国の不動産会社がその情報を閲覧できるようになります。そのため、売却のチャンスが一気に広がります。
② 売却スピードが早くなる可能性
登録物件は多くの業者に紹介され、買主とのマッチングが早くなる傾向があります。地元だけでなく、首都圏など広域の購入希望者にもアプローチ可能です。
③ 過去の成約事例をもとに適正価格がわかる
取引価格の情報が蓄積されており、他社の査定や売却活動に活用されています。価格の信頼性が高くなりやすいのも特徴です。
媒介契約の種類とレインズ登録の違い
物件をレインズに登録するかどうかは、「不動産会社との媒介契約の種類」によって異なります。
媒介契約の種類 | レインズ登録義務 | 登録期限 |
専属専任媒介契約 | 登録義務あり | 契約締結の翌日から5日以内 |
専任媒介契約 | 登録義務あり | 契約締結の翌日から7日以内 |
一般媒介契約 | 登録義務なし | 任意登録 |
※レインズ登録後は「登録証明書」が発行され、売主にも物件の掲載状況が確認できます。
レインズは一般の人も見られる?
業者専用のレインズとは別に、一般の方が利用できる情報開示サービスがあります。
🔎「REINS Market Information」
- 全国の取引事例(価格・築年・成約時期など)を匿名データとして閲覧可能
- 山梨県内の成約相場や過去の販売データを調べることも可能
- 公式サイト:https://www.contract.reins.or.jp/
売主にとっては、自分の物件の相場を把握する参考資料としても役立ちます。
レインズ登録の確認方法
媒介契約を締結し、レインズに登録された場合、以下の情報が確認できます。
- 「登録証明書」の発行(ID・パスワード付き)
- レインズ上での物件状況:
- 「公開中」
- 「購入申込あり」
- 「紹介停止中」などのステータス確認
まとめ|レインズは安心・早期売却のための鍵
- レインズは不動産業者間の物件情報共有ネットワークで、全国規模で買主探しが可能
- 専任・専属専任媒介契約では登録が義務。早期売却につながる可能性が高い
- 山梨県の売却でも、レインズ活用は売主にとって大きなメリット
- 登録の有無や内容は、契約時に必ず不動産会社に確認しましょう
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