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不動産売却に必要な書類と取得方法 PART1

2025.08.08

不動産売却に必要な書類とは?準備時期と入手方法を徹底解説(前編)

不動産を売却する際には、多くの書類が必要になります。特に媒介契約を結ぶ段階や買主との契約時、そして引き渡しの際には、登記済権利証・身分証明書・測量図などをそろえる必要があります。建物の設計図やマンションの利用規約など、必須ではないけれどあると安心な書類も。これらの準備に時間がかかることもあるため、早めにどんな書類が必要で、どこで取得するのかを把握しておくことが大切です。

 

書類準備は売却成功の第一歩!

不動産売却の流れは主に3段階です:

  1. 不動産会社との媒介契約
  2. 販売活動(広告・内覧など)
  3. 売買契約〜引き渡し

この各段階で、必要となる書類は異なります。

 

  1. 媒介契約の段階で必要な書類

登記済権利証または登記識別情報(必須)

  • 何のため?
    売却対象物件の所有者であることを証明するため。不動産会社や買主、司法書士が確認します。
  • 入手先:
    購入時に法務局から発行されるもの。紛失時は法務局で「本人確認情報の作成」などが必要になります。

 

間取り図・測量図(あれば必須レベル)

  • 何のため?
    建物の構造や土地の広さを正確に伝えるため。購入検討時の重要資料です。
  • 入手先:
    新築時の工務店やハウスメーカー、マンション管理会社、不動産購入時の書類に含まれていることも。

 

身分証明書(必須)

  • 何のため?
    不動産会社・買主・司法書士との契約時に本人確認が必要です。
  • 入手先:
    マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など。再発行は発行元で手続きします。

建築確認済証・検査済証(戸建ては必須)

  • 何のため?
    建物が建築基準法に則って合法的に建てられていることを示す証明書です。
  • 入手先:
    新築時に発行されたもの。紛失時は「建築計画概要書」や「台帳記載事項証明書」を役所で取得可能。

地積測量図・境界確認書(土地付き不動産で必須)

  • 何のため?
    隣地との境界確認や土地面積の正確な証明のために必要です。
  • 入手先:
    測量図は法務局で取得可。境界確認書は隣地所有者との書面合意が必要で、公的保管はされていません。
  1. あれば安心!任意だけど役立つ書類

マンションの利用規約

  • 何のため?
    ペット飼育や駐車場利用などのルールを把握するために買主が必要とします。
  • 入手先:
    マンション管理組合。コピーを依頼できます。

建築設計図書・工事記録書

  • 何のため?
    建築時の施工内容を把握できるため、建物状態の透明性が高まり買主に安心感を与えます。
  • 入手先:
    工務店、建設会社、ハウスメーカーなどに相談。

 

書類準備は早めに動くのが吉!

一部の書類は取得に数週間〜数ヶ月かかることもあります。売却を決めたら、まずは手元にある書類の確認から始めましょう。

 

次回予告(PART2)

後編では、以下の内容を解説予定です:

  • 売却中に必要な書類
  • 売買契約時〜引き渡しに必要な書類
  • 取得場所とスムーズな準備のコツ

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