2025.06.01
不動産の査定・価格評価
お役立ち記事
不動産の売却価格はどう決まる?査定方法とその仕組みをわかりやすく解説!不動産売却を成功させる第一歩
2025.07.16
不動産の売却価格はどう決まる?査定方法とその仕組みをわかりやすく解説!不動産売却を成功させる第一歩
不動産を売却するとき、まず気になるのが「いくらで売れるか」。その価格の目安を知るには「不動産査定」が必要です。この記事では、不動産会社が使う2種類の査定方法、具体的な計算方式、さらに不動産鑑定士や銀行査定との違いまで、山梨県で不動産を売却予定の方にも役立つ内容をまとめました。
不動産査定とは?まずは「売れそうな価格」を把握しよう
不動産査定とは、あなたの所有している土地や建物が「市場でいくらくらいで売れそうか」を不動産会社が予測・提示することです。実際に売るかどうかはその後に決めればOKなので、まずは“現状を知る”ための第一歩です。
不動産会社の査定方法|2種類あります
- 机上査定(簡易査定)
- 現地訪問なし。地図・登記情報・周辺相場などをもとに算出
- 数時間~1日程度で結果が出る
- 相場の把握や売却を検討中の方向け
- 訪問査定(詳細査定)
- 現地確認あり(建物の劣化状態・設備・日当たり・騒音など)
- 1週間程度の調査期間
- 実際に売却を進めたい方におすすめ
査定価格の決め方|3つの評価方法
① 取引事例比較法
- 近隣の過去の取引事例を参考に、対象物件と比較調整
- 戸建てやマンションなど居住用不動産でよく使われる
② 原価法
- 建物を「今建て直したらいくらか?」で評価
- 老朽化による価値低下(減価修正)を差し引いて算出
- 戸建ての建物評価で主に使用
③ 収益還元法
- 賃貸物件など収益を生む不動産向け
- 年間収益を基に物件価値を算出(直接還元法が主流)
鑑定士・銀行による査定との違い
不動産鑑定士の査定
- 相続や裁判資料に使われる専門的な査定
- 国家資格保有者が行う。費用は数万円~20万円程度
- 客観性と信頼性は高いが、一般売却にはややオーバースペック
銀行の査定
- 住宅ローン審査用。担保評価としての査定
- 独自の基準で厳しめに評価されることが多い
- 「売れそうな価格」ではなく「貸せるかどうか」の目安
不動産業界標準の「価格査定マニュアル」とは?
公益財団法人 不動産流通推進センターが提供する「価格査定マニュアル」は、多くの不動産会社が活用する標準ガイドです。
戸建ての場合
- 土地と建物を別々に査定し合算
- 土地は「事例比較方式」、建物は「再調達価格×残存耐用年数」で算出
- 築年数・リフォーム状況・住宅性能が加点要素に
中古マンションの場合
- 所在階・眺望・修繕状況・管理体制などを加味
- 同一マンション内や近隣の取引事例との比較評価
山梨県で不動産査定を依頼する際のポイント
- 複数社に依頼して比較する(セカンドオピニオン的に)
- 訪問査定を依頼して現地状況も評価してもらう
- 査定結果の根拠や方法をしっかり説明してもらう
- 「高すぎる査定」には要注意。根拠が薄い場合が多い
出典:
公益財団法人 不動産流通推進センター「価格査定マニュアル」
https://www.retpc.jp/chosa/satei-2/
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