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【住宅ローンが払えないとき】任意売却とは?競売との違いや山梨県での活用方法

2025.07.20

【住宅ローンが払えないとき】任意売却とは?競売との違いや山梨県での活用方法

病気や失業などの急なトラブルで住宅ローンが払えなくなったとき、選択肢のひとつが「任意売却」です。通常の不動産売却とは異なり、金融機関と交渉して売却するこの方法は、競売と比べてメリットが多くあります。本記事では、山梨県で任意売却を検討している方に向けて、その仕組みや流れ、注意点をわかりやすく解説します。

 

任意売却とは?競売との違いを知ろう

住宅ローンが支払えなくなったとき、まず検討されるのが不動産の売却です。しかし売却金でローンを完済できない場合、金融機関の許可なく抵当権は解除されず、通常の売却はできません。

このようなときに活用できるのが任意売却(にんいばいきゃく)です。

任意売却とは?

  • 金融機関(債権者)の合意を得て、ローン残債があっても不動産を売却できる方法
  • 抵当権を解除してもらい、売却資金を返済に充てる
  • 売主(債務者)にも一定の裁量があり、通常の売却に近い形で進められる

 

競売とは?

  • 金融機関が裁判所を通じて、強制的に不動産を差し押さえて売却する方法
  • 所有者の意志とは関係なく実行され、売却価格や時期も自由に選べない
  • 価格は市場価格の6〜7割に下がることが一般的

 

任意売却と競売の主な違い

比較項目 任意売却 競売
価格 市場価格に近い 市場価格の6〜7割程度
プライバシー 公開されない 官報・ネットに掲載あり
引渡し時期 調整可能 裁判所指定で強制退去も
売却後の残債 分割返済の交渉可 一括請求されるケースが多い
精神的負担 少ない 大きい

任意売却のメリットとは?

  1. 情報が近隣に知られない
    → 一般売却と同様に売り出されるため、競売のように裁判所からの訪問などもありません。
  2. 引越し費用の一部が捻出できる可能性あり
    → 債権者との交渉次第で売却資金から引越し代を確保できる場合も。
  3. 引渡し日を調整できる
    → 仕事や学校の都合にあわせてスケジュールが調整できます。
  4. 残ったローンは分割返済の交渉も可能
    → 完済できなくても、一括ではなく返済計画を立てられる可能性があります。

 

任意売却のデメリットと注意点

  1. 信用情報に事故情報が登録される可能性
    → 住宅ローンの延滞が3ヶ月以上になると「ブラックリスト」に登録され、ローンやクレジットが数年間使えなくなります。
  2. 売却代金は全額ローン返済に充当される
    → 手元に資金が残ることは基本的にありません。
  3. 時間に制限がある(競売前日まで)
    → 任意売却は、競売の開札日前日までにすべての手続きを完了する必要があります。
  4. 早期の対応が必要
    → 売却活動に時間をかける余裕が少なく、不利な条件で売らざるを得ないことも。

 

山梨県で任意売却を検討中の方へ

  • 住宅ローンの返済に不安がある
  • 競売の通知が届いたがどうしたらいいかわからない
  • 債権者との交渉を専門家に任せたい
  • 家族に迷惑をかけずに再出発したい

 

 

次回【PART2】では、任意売却の具体的な流れや期間、必要な書類、注意すべきタイミングなどを詳しく解説します。続きの記事もぜひご覧ください。

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